真冬でも生き延びるマダニは注意
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春先に活発になるマダニ

まだちょっと先ではありますが、これから暖かくなると、草が蒼く生い茂り、気持ちのいい季節になっていきます。犬たちも春を感じ、草の中にダイブするほど喜ぶ春先ですが、茂みの中には、マダニが生息しています。およそ1mくらいの高さにいるとされますが、これが毎年犬や猫に食いついて、ひどいと病院に行くことになります。

マイナス20度まで耐えるマダニ

マダニは真冬になると、ほとんど見かけませんが、何とマイナス20度の気温でも生き延びるそうです。おそるべし生命力です。これが春になって、犬たちの血を吸い、体に中に入り込む場合もあります。

予防の薬を定期的に

獣医さんでは、予防の薬をもらい、皮膚の根元に液体の薬をつけます。首回りや背中につけます。色々と試し、ペットショップで売っているマダニよけの首輪などもありますが、結局獣医さんで購入できる、液体の薬が一番効くようです。マダニよけの首輪も獣医さんが販売しているものは、効果が強いものを紹介されますので、こちらでもいいと思います。両方ともなかなかの値段します。

血を吸って体が膨張するマダニが、部屋に転がっていた

おそらく、経験された方も多いと思いますが、マダニが血を十分吸って犬の体から離れると、その変の床に転がっています。最初は、マメか何かがあると思い、近づくと動いているではありませんか!何ともグロテスクな虫で、最初はあんなに小さくて、なかなか気がつかない大きさなのに、吸い終わったころには、豆のようになります。そして、我が家ではまだ起きていませんが、踏んづけてしまうという最悪な事態にもなります。人間にも有害ですので、綺麗に消毒しましょう。

予防は薬とこまめなブラッシング

やはり予防薬の使用とブラッシングが基本になります。愛犬の体を触っていれば、いつもと違う異変に気がつくこともあります。足を怪我していたり、臭いがきつくなっていたり、目やにが多かったりしますので、常に観察しておくといいでしょう。

子犬の頃に頭を噛まれて、獣医さんに行く

我が家のFinoも子犬の頃に、頭をマダニに噛まれ、専用ピンセットで取り出すのを失敗して、マダニの体の一部が残ってしまいました。まだ小さくて心配だったので、獣医さんに連れていき、綺麗に取り除いてもらいました。マダニの毒成分が残ると炎症を起こすので、注意が必要です。成犬になった今では、おそらくよっぽどのことがない限り、マダニに噛まれても大丈夫ですが、犬の体調にもよりますので、これから年を取って行くとまた変わってくるかもしれません。

人間もマダニに噛まれて、死亡する例が毎年出るように、犬がマダニをつけて帰宅しないように、家族のためにも気をつけたいところです。特に小さなお子さんがいる場合は、要注意!