訓練されたシープドッグ3頭と遭遇
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訓練されたワンコに遭遇

世間はコロナウィルスの影響で、不要な外出を避けろと言っていますが、ワンコのいる家庭ではそうはいきません。外出禁止令の出ているイタリアでも、ワンコの散歩はOKなようで、それは本当に助かります。

毎日散歩に出ると、ほぼ同じ時間帯なので、いつも同じワンコ仲間に会うわけですが、たまに見知らぬワンコにも遭遇します。昨日は、真っ黒なシェットランドシープドッグと思われる3頭が走っていました。男性の飼い主でしたが、Finoが近づくにつれ、離れていきます。「あ、遊んでくれないんだ」と思って見ていましたが、3頭ともピッタリご主人に寄り添い、「待て」の姿勢。ノーリードなのに、しっかり訓練されている印象でした。Finoもいつも好奇心旺盛で、他のワンコがノーリードで大丈夫そうな場合は、走っていくのですが、昨日はチラ見するだけで、一切駆け寄らずでした。向こうの街の姿勢を何かしらリスペクトしたのか、遊んでくれないと判断したのかわかりませんが、そうした態度は稀です。

人懐っこいビーグル

そのすぐ後にビーグル犬が走り寄って来て、スリスリして来ます。このビーグル犬は何度か以前にあってますが、これも昨日はFinoが興味なしの様子。いつもなら、「遊ぼうぜ」という感じで、囃し立てるのですが、他のことに興味があったようです。とにかく、こちらとしては、喧嘩せずに満足してくれれば、それで良いのですが、犬の気持ちもなかなか読めないことがあります。ワンコたちは、飼い主の態度や雰囲気も何となく感じている気がします。怖がりの飼い主や、高圧的な態度の飼い主は、嫌悪感を示します。そういう人の場合は、あまり近寄っていきませんね。

一度だけ見かけた大型犬の飼い主のひどい扱い

数年前ですが、大型犬を2頭連れた夫婦とすれ違いました。2頭のワンコはまだ若いドーベルマン風の細くて大きいワンコでした。しかし、その飼い主は、Finoに興味を示した1頭をものすごい剣幕で叱りつけ、叩いていました。本当にビンタのような感じでワンコを叩き、ワンコもちょっと泣き声をあげるほど。これはかわいそうだと思いましたが、二人ともものすごい目つきでこちらを睨み、さっさと行ってしまいました。それ以来、見かけることはないのですが、ワンコたちがどうなったか、幸せにしているのか、全く不明です。

様子からして、普段の散歩というよりは、ドッグトレーナーという感じではありましたが、あまりにも厳しく、叩くなんていうのは、やはり間違った指導法な気がします。仮に預かっているワンコなら、なおさらですが、ちょっと驚きました。うちは、はっきり言って、甘い方ですが、愛情を持って育てているつもりです。その結果、大抵のことはちゃんということ聞きますし、たまにやんちゃしても、Fino自身がわかっていればそれで良いと思っています。

ワンコも人間もしつけと体罰の差がわからなくなる人がいます。人の家庭に他人が口出しはできませんが、あのひっぱたくやり方は、見ていて気持ちのいいものではありません。同じワンコの飼い主として、ちょっと悲しい気持ちになりました。あのワンコたちが元気でやっていることを願います。