冷たい湧き水
夏になり、森の中の水瓶も毎日ワンコたちで賑わっています。たまには順番待ちの時もあります。先日も舌が地面につきそうなFinoが急いで水場に行くと、ブルドッグの先客がいました。ブルドッグは、Finoが苦手とする犬種で、いつも怖がって吠えます。堂々としているワンコが怖いみたいです。
しかし、この日は、Finoが強気。「どけ！おら！俺の水場だ！」と言わんばかりに軽く吠えると、ブルドッグはなんとビビっています。興味深く寄ってくるも、Finoが吠えると、ビックリして逃げていきます。よく見るとまだ若いブルドッグです。ビジネスマンに連れられていて、そのミスマッチも面白いのですが、怖がりなブルドッグに遭遇しFinoも調子に乗っています。
水の中に体を下ろして気持ち良さそうにしていると、ブルドッグがまた来ました。最後は、飼い主さんに呼ばれて行ってしまいましたが、怖いけど友達になりたいから寄ってくるブルドッグが可愛らしく思えました。
いつもの仲間とも順番を守って
いつもの仲間ともよくこの水場に来ますが、Finoは水が出ている一番前が指定席。ここに仲間のワンコがいると機嫌悪しで、邪魔だと言って吠えます。困ったものです。他のワンコたちは、冷たいのかすぐに出ていきますが、Finoだけいつもゆっくり水に浸かってくつろいでいます。
私が他のワンコにおやつをあげ出すと、それを見て「僕のおやつだ！」と言って、水から飛び出して来ます。毎回同じです。
水から出た後は、ブルブルやって、ベタベタ音を立てながら家まで帰りますが、体温も下がって気持ち良さそうです。
こんなに水が好きなのに、泳ぎは苦手なFino。子犬の頃は怖いもの知らずで、深い川にも入っていきましたが、いまはなぜかダメ。すぐ岸に戻っていきます。なんか、怖い思い出もしたかなと考えても思い出せません。
とにかく、暑い夏に毛深いFinoが熱中症にならぬよう気をつけようと思います。
