年末の花火と犬へのCBD(大麻草由来の医薬品)使用について
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年末は結局花火の音がうるさかった

年末は毎年のように近所でも花火が打ち上げられる。この年末は当然視が主催する花火大会はコロナで中止となり、個人の花火もほとんどないだろうと思っていたら、夕方頃から鳴り始めた。

うちのFinoは、花火の音が怖くて散歩にも行けないので、庭でちょっとおしっこをさせるにも一苦労。静かになりかけた時に外に行こうとしても、遠くで聞こえる破裂音に敏感ですぐに引き返してしまう。綺麗な打ち上げ花火を遠くで見る分には良いけど、バカみたいにやかましい爆竹系の花火は本当に勘弁してほしい。人間も寝られないくらいうるさい。

ワンコの飼い主さんたちは同じ問題を抱えている人も多くて、建国記念日や大晦日など、別荘に非難したり、山の方へ休暇に出かけたりして、花火を避けている人が多い。同じく山にあるドッグパークに預けることもできるけど、年末年始にわざわざ預けても一緒に愛犬と過ごせないなんてちょっとかわいそうだと思う。

CBDの使用をしている飼い主さんがいて話を聞いた

いつも一緒に遊んでいるゴールデンの飼い主さんに花火のことを聞くと、昨年からワンコにCBD(カンナビジオール)大麻草由来の製品を与えて少し大人しくしているということを聞いた。この年末もこの製品を使用したらしく、花火の音にあまり驚かなかったそうだ。CBDというのは、大麻でハイになる成分(THC)とは逆のいわゆる気分が下がっていく成分を利用した医薬品として売られている。人間ではてんかん治療などに使われることがある。

チョコレートやキシリトールのようにTHCの成分も犬にとっては有害で、CBDが適切な分量であるなら、有害ではないとされているが、果たしてその製品がきちんと検査されていて、規定の成分が入っているのかは不安です。ペットが間違って大麻の葉っぱを誤飲したりすると、間違いなく危険で命にも関わります。

落ち着かせるための一つの方法かもしれませんが、やはりワンコがどう反応するかなどは、全く保証がないので正直怖いですね。

スイスでは、大麻入りのタバコやアイスティーなどの食品がスーパーで売られています。ハイになる成分は規定値以下で、普通の人は飲んでもなんともなりませんが、この辺は日本と認識が全く異なるところでしょう。人間は自分の意思で摂取しますが、動物は飲まされるわけで、果たしてどうなのか?という疑問は付きまといます。

来年はどこか山へ避難しようと話している我が家ですが、結局それが一番の方法かもしれません。