犬を飼い始めて数年
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犬の地位も上がり

幼少期は田舎で暮らしたので、庭先で犬を飼っている友人は多かったですし、その家の人に頼まれてご飯をあげたりして、昔から犬は好きでした。その後、都会に引っ越すので、ますます興味も薄れ、犬を飼うというテーマはいつの間にか消えました。

今でこそワンコは、家族の一員で家の中で一緒に暮らすのが普通ですが、子供の頃、近所の家の庭につながれたシェパードのように、怖い番犬のイメージがあったのも事実です。公園の前で、その家の前を通るのは避けていた覚えがあります。鎖が切れて襲われたら嫌だなという記憶がいまでもあります。

犬を飼う、とは言わず、家族の一員として迎え、ともに暮らすのが今では当たり前ですし、自分も飼うとかペットとは言いたい気分にはならないです。やはり位置づけは大切な家族です。

Finoを迎える前は不安でいっぱいだった

正直、家族の誰も犬の経験がなかったので、本当に大丈夫かなとしばらく考えたのを覚えています。その代わり、たくさん調べて、準備を万端にしました。あとは経験するしかないかなと思い、躾コースに通って、他のベテラン飼い主さんとの情報交換なども積極的にしました。

世話が大変なのは、人間の子供と一緒です。まあ、人間の子供の世話の経験はありましたので、なんとかなるかなとは思いました。毎日の散歩も苦痛ではなく、ルーティンとして生活に浸透していますし、何より家族の癒しの存在になっていることが重要。世話が大変で、ノイローゼになった高齢夫婦の話を聞くと残念ですが、向いていなかったのか、軽く考えすぎだったのか、それなら猫の方が楽ではないかなと思います。

また、生まれつき難しい性格の子もいますので、ある程度低年齢で正しいしつけをする事が重要ですが、どうにもならないワンコもいるということを知っておいた方がいいかもしれません。

うちのFinoも完璧ではないですし、ワンコ友達のゴールデンレトリーバーなんかに比べると、落ち着かない時もありますが、総合してみれば、問題を起こすことは稀です。ただ、猫を見ると吠えながら追いかけてしまうので、一度庭から追いかけて道路に飛び出したことはありますが、これは目を離さないようにするしかないです。

家の中では、靴を噛んだり、ものを壊したりもしませんし、ソファも破れていません。非常におとなしいというか、いい子にしています。というか、いつも寝ています。

呼び鈴がなれば、吠えますが、それも一次的なもので、例えば、自分が外に郵便を見に行って戻って来るだけですと、全く吠えませんし、短時間で戻って来ることを認識しています。とにかく、人間の行動をよく見ているので、感心します。

愛犬が怪我をしたり、病気をしたりすると確かに大変ですが、それを差し引いても、Finoと過ごす時間は貴重なものです。

とにかく、これからワンコを迎える予定の方は、ワンコのために十分な時間を取れる事が条件ですので、家族で誰が面倒を見るのか、役割分担がしっかりできれば大丈夫でしょう。