イングリッシュコッカースパニエルの毛の手入れ
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生後1年で初トリミング

生後1年経った時に、毛の手入れを約束してくれたブリーダーさん。コッカースパニエルの毛の手入れが大変なことはすでに覚悟の上だったので、しっかり見せてもらい、自分でできる範囲のケアはしてあげようと決めていました。そうしたこともあり、1年間ブラッシング以外は、毛のカットはしませんでした。と言っても、最初の半年は毛が短かったので、あまり必要なかったのですが。

トリミング開始

まずはコッカーを専用の台に乗せ、支柱のようなものに首輪を付けたアームをセットし、コッカーの首にかけます。胴体の方にもベルトをかけます。首輪はきつく閉めるわけではなく、軽く首にかけているだけですが、これで手入れ中動くことがないようです。まあ、見た感じはちょっとかわいそうですが。。。

大人しくなったら、毛のカットを始めていきます。まずは足の毛。汚れがたまりやすいのも足の毛で、短くしてあげることで、洗うのも楽になります。足の爪が見えるくらいまでカット。足の後方の毛は、少しなびくように残します。コッカーの特徴である綺麗な毛並みです。胸の周辺もすいていく感じでカット。お尻周りとお腹の周りも長めに残して、ほぐしながら綺麗にしていきます。

頭の毛は、白くなった古い毛をなんと、手でむしり始めたブリーダーさん。死んだ毛なので、痛くはないそうです。あっという間に余分な毛が抜けて、丸い頭が見えてきました。それから、口周りと耳の毛です。耳は、汚れがたまりやすく、毎日櫛でといてあげるといいですが、ついつい忘れがちです。この日は専用の道具を見せてもらい、後日注文しました。

口周りの毛ですが、年をとるにつれ口ひげみたいな毛が長くなっていきます。これは切ってもいいのですが、細く出ているナイロンのような毛は、犬のセンサーとなっていますので、切ってはいけないようです。

トリミング終了

1時間はかかったでしょうか。見ている方も疲れましたが、じっと耐えていたうちのFinoも頑張りました。おかげで綺麗な毛並みのコッカースパニエルに仕上がりました。ちなみに、このブリーダーさんは、何度もイングリッシュコッカースパニエルのドッグショーで優勝している方です。家の中にはトロフィーがいっぱいでした。どうもありがとうございました。