イングリッシュ・コッカー・スパニエルのたれ耳とケア
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長い耳のイングリッシュ・コッカー・スパニエル

イングリッシュ・コッカー・スパニエル限らず、耳の長い犬、垂れ耳の犬は、食事の際や散歩の際に汚れやすいです。そして、耳の病気が多いのもコッカーの特徴です。つまり、短い毛の犬よりも毛の手入れは重要になってきます。毛足が長いと、掃除も大変ですが、毛が長い分目に見えるので、ある意味掃除はしやすいです。

犬種による毛の長さの違い

ちなみに短い毛の犬でも、毛の生え替わりはあるので、その時期は大量に抜けます。しかし、毛が短いため、床の色と同化して見えなかったり、靴下やセーター、シャツに短い毛が刺さってしまい、思いの外大変と聞いたこともあります。毛足が長くても短くても、手入れが必要なことは同じですが、唯一、ラコットという犬種はプードルのようなカールした毛を持ち、ほとんど抜け落ちないそうで、アレルギー体質の人が家のいても飼いやすい犬種で有名です。

食事の際

ご飯の時間は、一心不乱に食べている愛犬。食後はお水も飲み、口周りだけでなく耳も濡れています。特にヨーグルトを混ぜていたりすると、耳の毛の間について、時間が経つと固くなり臭いです。耳の毛の先を綺麗にしてやるといいでしょう。

ブラッシングから始めます

まずは、固くなった毛の先を櫛でほぐして、このオレンジの専用ブラシで掻き出します。サラサラになるまで、何度も櫛を通します。硬いままやると、痛がるので注意してください。

耳の中の掃除

これも獣医さんに言われて、掃除するようにしています。ティッシュでいいので、指を絡めて中に入れて拭き取ってあげます。溜まっていると結構黒ずんだ耳垢が取れますので、炎症の原因にならないようにこまめに見てあげましょう。

オススメのブラシ

うちで使っているブラシは、FUR minator/ファーミネーターというメーカーのもので、少々高いですが、その価値は十分あります。特に毛の生え替わりの時期は、背中やお腹周りをブラッシングすると不要となった毛がたくさん取れます。写真のように、グレーの部分を押すと、毛が綺麗に取り除けますので、扱いも簡単。大きなサイズから小さなものまでありますので、愛犬に合うものを選んで見てください。


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