イングリッシュコッカースパニエル の留守番
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留守番もトレーニング。犬は時間感覚がない?

犬を飼っている人なら、一度は愛犬に留守番させたことがあると思います。例え短い時間でも、犬にとっては長く感じたりします。そもそも、犬は時間の感覚がないなんて言われますが、我が家のFinoは、10分留守番させた時と2時間留守番させた時とでは、帰宅した際のリアクションが全く違います。つまり、時間の感覚は多少あるということです。

最初は数分でいいので、留守番させてみる

1年目のトレーニングで、留守番の練習をしました。できる限り愛犬に留守番はさせたくないものの、家族が急病になってどうしても病院に行かねばならない時など、愛犬を連れていけない場合があります。ちょっとそこまで行くのに、準備をしてすぐ帰ってくるのも、犬にとっては消化不良で楽しくありませんし、無駄なストレスにもなり兼ねます。

犬の遠吠え

まず我が家では、「ちょっと待っててね、すぐ戻るから」と言い、本当に2、3分で戻る練習をしました。そうすると、犬が仲間を呼ぶ、遠吠えをしました。犬の習性から普通のリアクションですが、これが頻繁に続くと近所迷惑です。また、呼び鈴がなると吠え出す犬もいます。犬は音に敏感です。

FinoFino

誰が来たかすぐわかるよ!

だんだんと時間を長くして

徐々に時間を長くして、本当にすぐ戻るときは、そのことを犬に伝えます。何度も繰り返すことで、犬は飼い主の表情を見て、同じセリフを聞き学習します。だから、犬が人間の言葉を理解していないとしても、同じセリフを言い続けることで覚えさせることができます。いまでは、出かけるときには、少し文句を言いながら唸りますが、吠えたりはしません。帰宅すると、熱烈な歓迎を受けますが。

共働きで長時間留守番する犬の場合

共働きの夫婦で犬を飼っている家庭も多くあります。個人的には、十分な時間が取れない場合は、犬は飼うべきではないかなと思うのですが、どこの家庭にも事情というものがあります。他人が口を挟むべきことではないです。

しかし、ある共働きの夫婦の犬は、留守番はできますが、留守番中は家の中のものを破壊します。特に靴は、カミカミして、何足もダメになったと言っていました。要するにストレスです。外にでも出れず、一人に時間が長いとイライラするのでしょう。

留守番できない犬もいる

別の高齢女性の犬は、愛犬を留守番させられないと言います。実は、ご主人が亡くなって以降、さみしさのあまり、奥さんにべったりで、家に置いておくことができないと言います。犬も奥さんも高齢で、仕方ないのかなと思います。おそらく一人暮らしの高齢者だと、不便なこともできるので、預かってもらえる近所の人に頼る場合が多いようですが、犬の散歩で毎日歩くことで、健康を維持でき、年齢のわりに元気な人が多いです。

留守番させるにも準備を

愛犬を留守番させるのにも、やはりトレーニングが必要なのと、出かける前に、愛犬にとって危険なものが床に落ちていないか、チョコレートが手の届くところに置いてないか、お水は補給してあるか、おしっこはさせたかなど、気をつけておくことは色々あります。

家に戻ったら、家の中がぐちゃぐちゃになっている面白い動画がYoutubeとかでありますが、見るたびに、犬にとっては何も面白くないよなあ、と感じます。かわいそうなだけです。動画の投稿者も、うちはしつけができていないと、世界中に発信しているようなものです。愛犬のためにも、しっかりと準備はしてから、留守番をさせましょう。