甘え上手なコッカースパニエル
犬は自分の家族内での位置付けをよくわかっているとされていますが、それを利用してか、甘えることも上手です。うちのFinoは、よくソファで寝ています。ソファには自分で飛び乗ることができるのですが、周りに誰かがいると、前足だけを乗せて、こちらを振り返り、「ちょっと手伝ってよ〜」てな感じで、見つめられます。
後ろ足をひょいと持ってソファに上げてやると、満足げな顔してくつろぎます。普段なら助走をつけて、簡単にジャンプするくせに、甘えることを知っています。
人によりリアクションが違う
家族内でも、特に妻にはベッタリのFino。家族の誰が家に帰ってきてもちゃんと玄関まで迎えにきてくれるお利口さんんですが、妻が帰ったときだけは、そのテンションがMAXです。飛びつくのはもちろん、興奮してタオルか何かを噛んでないと、収まらない様子。不在にしている時間が短ければそうでもないのですが、長い時間いないとその反動が大きいです。
犬が持つ時間の感覚
犬はよく時間の感覚がないなんて言われますが、うちのFinoを見ている限り、ちゃんとどのくらいの時間留守番をしていたか、妻が5分で帰ってきたか、その感覚は間違いなくあるようです。
しかも、散歩に行く時間になると、だんだん落ち着かない様子になり、私のところへきて唸り始めます。「早く行こうぜ!」みたいな感じです。じゃあ、おやつのバッグ取ってきて!というと、ちゃんと探して持ってくるではありませんか。
このように犬もちゃんと時間の感覚があります。毎日のルーチンを体で覚えていて、それをちゃんと伝えてくれます。
家族の人間に甘える時も、いつ誰に甘えたら一番良いのかも知っていて、ますます可愛く思えます。犬と過ごすことで、いろんな気づきがありますが、もはや自分を犬とは思っていないかも知れません。