家にあるものを噛む癖がないうちのイングリッシュコッカー
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多くの飼い主が悩む噛み癖

 うちは初めて犬を家族に迎えて、いろんな本を読み、躾や病気のことなど勉強しました。最初は犬がどんな行動をするのかとか、あまりわかっていないながらも、できる限りのことはしようと思っていました。

 最初の頃は、リビングでウンコをされたり、おしっこをされたり、まあ子犬ならよくあることはだいたい経験しました。それよりも気になっていたのは、家にあるものを噛むこと。特に電化製品のコードは危ないなあと思っていて、仕事部屋は特にパソコンが3台あり、且つ楽器のアンプや音楽機材もあり、コードだらけです。壊される心配よりも、感電の心配が多くて、迎え入れる前に、なんとか隠したり、触れないようにしました。

 そして、観葉植物。犬にとって毒性のある植物もあり、これらは最初は鉢の上に網をかぶせていましたが、思い切って処分しました。

噛んでもいいものをたくさん用意して

 なのに!うちのFinoは、最初歯の生え変わりの際に、バルコニーの木の椅子の脚をかじったくらいで、他、家の中にあるものは何も噛んだりしませんでした。もちろん、かみそうな時はダメと言いましたが、特に躾もせず、興味も無かったのか、本当に良い子だなあと感心します。でも、よく考えてみると、噛むためのぬいぐるみやおもちゃはたくさん用意していたかもしれません。

 あるときは、噛むための木の棒も与えたりしましたが、あまり興味なく、大きくて硬い骨も途中で飽きてしまうくらいです。最初の段階で、噛んでいいもの、ダメなものの判断ができていたようで(確認はとってませんが)、家の中で壊れたものはありません。

 なぜそれに気がついたのかというと、他のワンコの飼い主さんが、未だにスニーカーを噛んでダメにしてしまうとか、コードを噛むとか、おとなしくお利口さんのワンコでも家にいるとしてしまうようで意外でした。

木の棒は散歩の帰り道持ち帰る。レトリーブする。

 散歩に出た際は、おやつバッグを持参し、帰り道はFinoが自分でくわえて帰ります。おやつバッグがない時は、そこらへんで木の棒を拾ってきて、家まで持って帰ります。これは、鳥猟犬である習性で、レトリーブするのがこの犬種の特徴なのかなと思っています。ゴールデンレトリバーもそうです。家に到着すると、ポイッと置いてしまいますが、暇になると、バルコニーでかじっています。一度かじって、木のクズを食べてお腹が痛くなったことがあるので、やめさせてますが、取り上げてもあまり怒ることもなく、ぬいぐるみを噛んでいたりします。

 本当は歯石が取れると思うので、硬い骨などを適度に噛んで欲しいのですが、あまり興味がなく少し噛んで終わりです。あの大きい骨も結構値段が高いのですが、ペンチとかで無理やりこじ開けて、Finoに渡すとかじりだすこともあります。と言うことは単なる怠け犬なんでしょうかね。

 とにかく、家にあるコードや家具を壊さない、かじらないFinoは褒めてやりたいですね。