車椅子のご主人と
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*写真はベルギーの街、アントワープにて。

ベルギーシェパードのルビーちゃん

近所の住む、車椅子のご主人は、いつもルビーと一緒に行動しています。

いわゆる介助犬で、ものすごく大人しく優秀なワンちゃん。

吠えたところは一度も見てないし、うちのFinoも好きな友達です。

Finoがちょっかいかけても怒らないし、Finoも吠えないし、原っぱで一緒に走り回ることはできないけど、相性は良いみたいです。

天敵もいるルビーちゃん

そんなルビーちゃんにも、相性の合わないワンコがいるようです。

同じく近所のボーダーコリーは、活発ですぐにちょっかいをかけるワンコ。

この子とはどうも相性が悪く、怒って吠えるそうです。

一度も怒ったところを見た事がないので、意外でした。

介助犬も大変

ルビーちゃんのご主人は、いつから車椅子生活なのか分かりませんが、筋肉が衰えていく病気なので、若い頃は普通に生活していたようです。

彼の娘さんもベルギーシェパードを飼っていて、たまに見かけますが、もともと犬が好きな一家だったようです。

おそらく、ルビーちゃんは年齢的にもまだ若いし、ご主人が病気になってから迎えたのだと思いますが、本当によく訓練されています。

怪我の心配もあるのか、原っぱで他の犬と走り回ることは稀です。一度だけ、一緒に走った事があるくらいで、介助犬が怪我をすると大変だそうです。

一応奥さんもいらっしゃるのですが、あまり見かけません。

シェパードのイメージとは違うベルギーシェパード

シェパードというと、警察犬のジャーマンシェパードのイメージで精悍で強面な印象もありますが、ベルギーシェパードは、ジャーマンシェパードに比べて小柄。

大人しくて顔も細めだし、優しい印象です。そして賢い。

実はルビーちゃんが初めて見るベルギーシェパードだったので、非常に印象深い犬種でした。

近所にもジャーマンシェパードがいますが、やはりひと回り大きく、きちんとしつけがされていないのか、とにかく飼い主を引っ張って散歩しています。

そのシェパードは、あまり吠えたりはしませんが、大きくガッチリした犬が苦手なFinoは怖くて吠えてしまいます。

きっとフリーで走り回れば大丈夫なのですが、リードに繋がれていて、飼い主さんも振り回されているのを見ると少し不安にはなります。

飼い主の不安が、犬にも伝わります。怖がりの飼い主さんだと犬も怖がりの傾向があります。

大型犬は特に訓練が大事

犬が人間や子供を噛む事故は、たびたび起こります。

小さい犬も噛んだしますが、やはり大型犬で、闘犬のような犬種はしつけと訓練ができていないと、大惨事を招きかねません。

むかし近所にいたロットワイラーの子は、飼い主さんの女性が小さく華奢な方で、今にも吹っ飛ばされそうな感じで散歩していました。

やはり、飼い主が自分でコントロールできない犬は飼うべきではないなと思ったのを覚えています。

15kgのFinoですら、強く引っ張られるとかなりの力ですから、30kg、50kgの大型犬となると、相当なパワーでしょう。

他の犬に噛み付いた場合は、命の危険があるのも分かりますし、もう止められません。

大きさに限らず、きちんとしつけするのは、最低限のマナーだなと思います。