イングリッシュ・コッカー・スパニエルの足の怪我
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散歩中に足を引きづるコッカー

散歩の途中で、割れたガラスの破片などで足を怪我したことがあるのですが、毎年秋頃になると、近くの原っぱで農家の人が草刈りをします。特にイネ科の畑の場合、刈った後に残った部分が枯れて、固くなったまま短く出ています。人間は靴を履いていますが、犬は当然そのまま歩くので、枯れた茎の部分が刺さったりします。歩いている時はまだ良いのですが、走り回って、勢いがついている時は、足の指の間を切ってしまいやすいです。

この種の怪我は、気をつけていても毎年秋頃に起きていて、意外と厄介なものです。もちろん骨にヒビが入ったとか、そうした怪我よりは良いのですが、雨でも散歩は行くわけですし、まだ暑い秋口は水浴びもしたいので、なかなか傷口が乾かないこともあります。

早速獣医さんに連れて行き、診察。化膿止めの薬ももらい、写真のような防水のテーピングをしてもらいました。これで散歩に出かけますが、すぐ汚れてしまうので、家ではまたテーピングをし直します。しかし、長引くと結構な量を使うので、一度テーピングを切らしてしまい、ガーゼを当てて、普通の包帯でぐるぐる巻きにしました。夜寝る前には、もう一度綺麗なカーゼに変えて寝たのですが、翌朝あることに気がつきます。。。

包帯を自分で外してしまい、、、

朝、足を確認すると、包帯をしていない!これは当然予想できたことですが、それよりもガーゼがどこにも見当たらないのです。裂傷用のクリームを塗って、ガーゼを当てて、包帯を巻いたのですが、どうもガーゼを食べてしまったようです。クリームが美味しかったのでしょうか???

防水テープを買いに行き、家に戻るまで、再度巻くものの、戻ったらまた食べてしまったようで、結構きつく包帯を巻いたのにダメでした。幸い、胃の中で絡まったりしてお腹が痛くなったとか、余計なことにならなかったので良かったのですが、今まで、Finoは食べ物以外のものを飲み込んだことがほぼなかったので、驚きました。拾ってきた木をかじって食べていたことはありますが、よくある、靴を噛んだり、椅子の足を噛んだり、ソファを噛んだり、そうした類の行為をしなかったので、ガーゼを食べるとは思いもよりませんでした。

長引いた怪我、再度獣医さんへ

ガーゼを食べたこととは関係ないのですが、今回は1週間経ってもなかなか傷が治らず、炎症を起こして腫れてしまいました。衛生面では気をつけていたのですが、やはり包帯を外し舐めていたのが良くなかったか。。。

傷口から出てきたものは、、、

獣医さんでは、腫れた足の指の間を見て、血が溜まっているので切開しますと言われ、消毒した後、さっと膨れ上がった患部を切りました。大量の血が流れ出て、傷の中を一気に消毒液で洗い流します。Finoは痛くはない様子であまり反応はしていませんでしたが、中から出てきたものは、小さな植物のタネ?のようなもの。

これは獣医さんが言うには、草むらにある植物で、服などにくっついてしまうタイプの小さなタネ。これが足の間に刺さると、タネの周辺にある毛が邪魔をして、どんどん中に入って行ってしまうので、中で炎症を起こしていたと言うことです。猫じゃらし(エノコログサ)みたいなタイプのタネと言えばわかりやすいでしょうか。

傷の中を綺麗にして完治

患部を切開して、中を消毒液で洗い流したら、割と早く傷口が閉まりました。これで足を引きつって歩くこともなく、元気に走り回ることができ、ストレスも発散できます。

わかりきってはいるのですが、犬は靴を履いていませんので、例えば、夏の熱いアスファルトも危険ですし、人間よりはるかに地面に近い上、熱中症になりやすく、危険が潜んでいます。飼い主の目線とは違うので、気がつかないこともあります。なので、道に何が落ちているのか、犬にも人間にも安全な場所で散歩ができているかは、こまめに確認するようにしています。


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