イングリッシュ・コッカー・スパニエル、毛の手入れ/道具紹介
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いろんな種類のブラシ

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの毛の手入れは、他の犬に比べてもおそらく大変です。これからイングリッシュ・コッカー・スパニエルを飼う予定の方は、その点を十分考慮してから決めるといいかと思います。しかし、短い毛の犬も、別の記事で書いたようにセーターやシャツに刺さり大変ということですので、それぞれ大変さがあるということです。

現在使用しているブラシ

2種類のハサミ

まずハサミですが、通常のヘアカットのハサミと梳きバサミです。ハサミの先が丸くなっていて、愛犬が動いて刺さらないように気をつける必要があります。梳きバサミは、主に頭の毛に使っています。バリカンでやる人もいるようですが、Finoは怖がるので使いません。

長めの櫛ブラシ

右下の青い持ち手の櫛は、長い毛をまずほぐすために使います。通常のコームですと短いため、長いコッカーの毛をほぐせません。右から二番目のものは、先が鎌のようにカーブしています。細い毛などもこれでほぐして、掻き出して行く感じです。

カッター付きの櫛

左下の櫛は、先ほどの櫛と同じで、先が鎌のようにカーブしています。しかし、先端はカッターのようになっていて、毛をカットできるようになっています。使う部位は、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの長い耳の先についた汚れです。ここは、ヨーグルトや外での土の汚れなど、綺麗に洗えないと固くなリます。毛の先だけに使わないと、コッカーが怪我をしてしまうので、気をつけて使っています。固く絡まった耳の先端に入れ、細かく掻き出すようにしてほぐしていきます。ただし、どうしても解かせないような毛玉になっている箇所は、ハサミで根元から切ります。セーターと同じでコッカーの毛にも毛玉ができます。

最後は専用ブラシでといていきます

別の記事で紹介した、FURminatorのブラシを使って、ほぐした毛をブラッシングしていきます。根気よく、愛犬を落ち着かせながらゆっくりブラッシングしていきます。飼い主を信頼している場合は、自分から床に横になり、それこそ仰向けになって、毛の手入れをさせてくれます。とってもいい子です。終わったらご褒美を忘れずに。